Live Life veggy

ウォーターケフィア・ソーダ

最新号veggyでも紹介しましたが、最近毎日飲んでいるのが、こちらの手作りウォーターケフィアソーダ。

発酵力がワイルドで、こんな風に開けた瞬間にソーダが溢れるんですよ!!!

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最新号の巻頭レシピで使用したウォーターケフィア菌(黒砂糖きのこ)を田中さゆりさんから分けて頂いたので、面白くて色々と作って試しています☆

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ブレンドの 分量は本当に適当で、適当でも発酵してくれるため、味重視でブレンドしています。

始めて作る方は、出来たウォーターケフィアと発砲しやすいリンゴジュースを1:2で瓶に入れて様子をみてください。

最初は発砲具合や作る要領が分からないと思うので、瓶にジュースをフルに入れないようにしてください!

 ソーダにする場合は、ストレートの林檎ジュース、ぶどうジュース、桃など、甘めの果物が作りやすく、柑橘系は発砲しません。

 私が今のところ試してみたのは上記3種ですが、どれも少しココナッツウォーターを混ぜると甘さが強すぎないのでお勧めです。

2回目からは色々とブレンドしていくと面白いですよ!

 色付けにはザクロ、ビーツ、ベリー系をよく使っています!

 ちなみに甘めの洋ナシや桃のワインを使うと、1~3日で簡単にスパークリングワインが完成します♪

 シャンパンのように天然発砲なので、数時間グラスにいれたままでも炭酸は抜けません!!!

 ケフィアウォーターでヨーグルトも作れるし、我が家の定番になりそうな感じです。

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先日、ダイエーのボタニカルショップでトークショーでしたが、こちらにもスーパーフードが沢山セレクトされていましたよ!

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 スムージースタンドも併設され、現在3店舗あるそうなので、是非足を運んでみてください。

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そしてやっと休日に時間が出来たので、子供をつれてニキ・ド・サンファル展へ出来かけました。

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 前衛的な射撃絵で有名でしたが、射撃は中毒になるからと、このパフォーマンスはすぐにやめたようですね。

私が初めてニキの作品を見たのは、もう15年以上前に行ったストックホルム近代美術館。

 北欧はヨーロッパの中でも婚期が早いらしく、ストックホルム近代美術館へ平日行くと、ベビーカーを押した若いママを多く見かけましたが、アートを目的に来ているというよりは、完全にママ友とおしゃべりしに来ている感じでした。

 そのゆるやかな雰囲気にストックホルムの生活水準の高さを感じましたが、今はどうなのでしょう?

 さて、ニキの個展はパリでも何度か見たことがあったので、私にとっては少し懐かしく、改めて平和について考えさせられた一時でした。

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↑こちらはニキの仏陀。

本当は座ってはいけない場所に長女が座ってしまいました。。。ごめんなさい!!!

 私自身は特にフェミニストではないのですが、ニキ自身がシモーヌ・ド・ボーヴォワールの影響を受けていたりするところなんかが、彼女の作品に共感できてしまう要素ではあるのかもしれません。

 現在、フランス、ドイツなどヨーロッパの主要な国のトップが戦争へ傾きつつあり、各国の人々が不安視している中、タイムリーな展示会だと感じました。

 個人的に藤田嗣治の戦争画は当時の政治的戦略が垣間見え、正直ちょっと見るのが辛くなってしまいますが、ニキの戦争を描いた作品は天真爛漫で純粋なメッセージを感じてしまいます。

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 小1の長男が少し怖いと言いつつも、ある絵を見て「この絵、風の谷のナウシカに出てきたよね」なんて言っていたのが面白く、きっと彼なりに共通する平和への光を見つけたのかもしれませんね。

 ニキといえばパリ。

 今年の年明けから始まったパリのテロですが、どちらも起こった場所は移民が多く住みつつもトレンドとされる11区なのですよね。

 私自身はかつてたまたま縁があってブルジョワジーや富裕層が多く住む16区に住んでいましたが、当時は友人が11区に住んでいましたし、オベラカンフ通り界隈がちょうど盛り上がり始めた時期だったので、よく遊びに出かけていました。

ベジ対応のカフェも当時からありましたし。

 そんなパリに数年住んでいた私が少し疑問に感じるのは、“なぜテロは富裕層の住む区がターゲットではないのか?”

 保守派なフランス人や富裕層の多くは11区には住んでいないし、いわゆるブルジョワジーにとっては11区=貧しい移民やアーティストが暮らす場所というイメージ(軽く差別視?)が根強くあります。

 もしテロリストが本当にいるとするのなら、なんだか矛先が不思議な気が。。。

 ニキを見ながら、そんな回想をしていた週末でした♪

 こちらの展示会は12月14日までだそうですよ。

ニキの描くナナと縄文のヴィーナス達は、大らかな女性性の象徴なのか似ていますよね!

veggy & Peace !